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洗顔後に顔がつっぱる原因は?その理由と乾燥対策を徹底解説!

「洗顔後、顔がつっぱる…これって乾燥?」 と疑問を感じたことはありませんか?洗顔後に肌がピリピリしたり、ひきつるような感覚があるのは、実は肌からのSOSかもしれません。

洗顔料の洗浄力が強すぎたり、間違った洗顔方法をしていると、洗顔後に顔がつっぱる原因になります

この記事では、洗顔後に顔がつっぱる原因や肌の仕組みをわかりやすく解説しながら、毎日のスキンケアでできる「つっぱり対策」も紹介していきます。

正しい洗顔と保湿のコツを知れば、洗顔後の顔のつっぱりから卒業できます。つっぱりを感じるたびに「今日もか…」と悩んでいる方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

洗顔後に顔がつっぱる原因を解説

洗顔後に顔がピンと張ったような「つっぱり感」を覚えるのは、肌に何らかの負担がかかっているサインです。

とくに乾燥肌や敏感肌の人は、毎日の洗顔方法やアイテム選びによって、肌トラブルを引き起こすこともあります。ここでは、洗顔後につっぱりを感じる主な原因を4つ解説します。

洗浄力が強すぎる洗顔料を使っている

市販の洗顔料の中には、洗浄力が強く、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうタイプがあります。皮脂は「汚れ」のように思われがちですが、肌を外的刺激から守る「バリア機能」の一部です。

そのため、さっぱり洗いすぎることで、肌が乾燥しやすくなり、洗顔後、顔のつっぱりの原因になります。
「洗顔後にすっきりしすぎる」「肌がキュッとなる感じがする」人は、洗浄力のやさしい洗顔料への見直しが必要です。

熱いお湯で洗っている

洗顔後、顔がつっぱると感じるもうひとつの原因は、熱いお湯を使うことです。洗顔時のお湯の温度が高すぎると、肌の水分が急激に奪われてしまいます。

さらに、皮脂も溶け出しやすくなるため、ダブルで乾燥が進んでしまうのです。

肌にやさしい理想的な温度は「ぬるま湯(32〜34℃)」です。手に触れて「ちょっと冷たいかな」と思うくらいが、実はベストな温度です。

肌の水分保持力が低下している

年齢を重ねると、肌の水分を保持する力が低下します。とくに角質層のうるおい成分が減少すると、肌が乾きやすくなり、洗顔後のつっぱり感をより感じるようになります。

また、糖化や睡眠不足、ストレス、乱れた食生活も肌の保水力に悪影響を与える原因に。
日々の生活習慣の見直しが、肌の内側からのうるおいを守る大事なカギになります。

間違った洗顔方法をしている

「しっかり洗えば汚れが落ちてきれいになる」と思って、ゴシゴシと強くこすっていませんか?
また、クレンジングでマッサージしている人も要注意です(過去の私)。

洗顔は「やさしく短時間」が基本です。必要以上にこすると、肌表面の角層が傷つき、バリア機能が低下してしまいます。泡で包み込むように洗い、その作業は30秒以内が目安。そして、すぐに洗い流すのが理想的です。

つっぱりを防ぐ!洗顔後の正しいスキンケア方法

洗顔後、顔のつっぱり感を防ぐには、洗顔の方法やその後のスキンケアがとても重要になります。ちょっとした工夫で、肌の乾燥やバリア機能の低下を予防し、つるんとなめらかな肌を保つことができます。

ここでは、毎日できる正しいスキンケアのポイントを3つご紹介します。

洗顔は「やさしく短時間」が基本

肌への摩擦は乾燥や赤みの原因になるため、ゴシゴシ洗いは厳禁。洗顔料はしっかり泡立てて、ふわふわの泡の弾力で肌を「なでるように」洗うのが理想です。

泡立ちが足りないと手と肌が直接こすれ、刺激になってしまいます。泡立てネットなどを活用し、きめ細かい泡をつくりましょう。

また、すすぎも「ぬるま湯」で短時間で済ませるのがポイント。泡が残っていると、それも刺激の原因になります。顔の生え際やフェイスラインまで丁寧にすすいでください。

洗顔後すぐに保湿する

洗顔後の肌はとてもデリケートな状態になっています。水分がどんどん蒸発していくため、「洗顔後5分以内」に保湿をおこなうのが理想的だと言われています。もちろん、早ければ早いほど良いです。

保湿には、セラミド・ヒアルロン酸・グリセリンなど、肌の水分保持を助ける成分が含まれた化粧水や乳液がおすすめです。とくに乾燥が気になる場合は、セラミド配合の保湿クリームで「ふた」をしてあげると安心ですね。

朝も夜も、洗顔後すぐの保湿を習慣づけるだけで、洗顔後の顔のつっぱりや乾燥の悩みがぐっと減りますよ。

肌のバリア機能を整える成分を選ぶ

乾燥やつっぱりを防ぐためには、スキンケアアイテムの「成分チェック」も大切です。

敏感肌の人は、アルコールフリー・無香料・弱酸性など、低刺激設計のアイテムを選ぶようにしましょう。

自分の肌に合った成分を選び、毎日のケアで健やかな肌環境を整えていきましょう。

生活習慣も見直そう!肌の内側から乾燥対策

洗顔後の顔のつっぱり感は、スキンケアだけではなく「生活習慣の乱れ」が原因になっていることもあります。
肌の内側からうるおいを守るために、毎日の暮らしを見直してみましょう。

睡眠とストレス管理

睡眠不足やストレスは、肌のターンオーバー(生まれ変わり)を乱す大きな原因になります。

寝ている間に分泌される成長ホルモンは、肌の修復や保湿力の回復にも関係しています。質の良い睡眠をとることで、肌本来のバリア機能が整い、洗顔後のつっぱり感も感じにくくなります。

また、ストレスがたまると自律神経が乱れ、皮脂分泌や水分の保持力にも影響が出ます。
アロマや軽い運動、入浴タイムなど、自分なりのリラックス方法を取り入れてみてくださいね。

とはいえ、子育てや家事、仕事をこなしながらも睡眠時間とストレスを調整するのは至難の業。すべてを完璧にするのは無理なので、諦めも肝心です。笑

食生活の改善

肌の水分保持力を高めるには、食事からの栄養も重要になります。とくに意識したいのは、ビタミンC・ビタミンE・オメガ3脂肪酸・良質なタンパク質です。

  • ビタミンC:コラーゲンの生成を助け、ハリのある肌に
  • ビタミンE:抗酸化作用で肌の老化を予防
  • オメガ3脂肪酸(青魚・亜麻仁油など):炎症を抑え、肌のバリア機能をサポート
  • タンパク質:肌細胞の原料となり、うるおいを守る

スキンケアと合わせて、体の内側からもしっかりケアしていきましょう。

抗糖化習慣で肌のうるおいを守る

「糖化」とは、余分な糖と体内のタンパク質が結びついてAGEs(最終糖化産物)をつくる現象のこと。このAGEsは、肌のコラーゲンやエラスチンを破壊し、乾燥・シワ・たるみの原因になります。

とくに30代以降は、糖化の影響を受けやすくなるため、「抗糖化対策」が美肌づくりのカギとなります。

おすすめは、抗糖化作用があるとされるお茶を取り入れること。たとえば、玄米茶や甜茶、ドクダミ茶などは、毎日の水分補給にもぴったり。

さらに、ウォーキングや軽い筋トレなどの運動も糖の代謝を促進し、糖化予防によいとされています。

内側から肌を守る「ゆる抗糖化習慣」、ぜひ今日から取り入れてみてください。

まとめ

洗顔後に「顔がつっぱる」と感じたら、それは肌からの助けを求める悲鳴かもしれません。乾燥や洗顔料の選び方、洗い方のクセ、さらには生活習慣の乱れが、肌のうるおいを奪っている可能性があります。

洗顔後の顔のつっぱり感をなくすには、まずやさしい洗顔とすばやい保湿が基本となります。
さらに、食事・睡眠・ストレス管理・抗糖化対策など、肌の内側からのケアも意識してみましょう。

肌は日々の積み重ねに、しっかり確実に応えてくれます。正しいケアを習慣にして、洗顔後もしっとり感のある美肌を育てていきましょう!

ABOUT ME
おかねこ
1987年生まれ。関西出身。小学生男児と保育園女児の母で会社員。ゆるっとミニマリスト気質。38歳にして敏感肌であることに気がつく。